メンテナンス

機械式駐車装置

パーキング専門部署による、
柔軟なサービスを提供

限られた敷地内に多くの車輌を駐車できるようにするための装置が機械式駐車装置です。機械式駐車装置を安全に安心してご利用いただくにはご利用者様の正しい知識と専門業者による定期的なメンテナンスが必要になります。阪神輸送機では機械式駐車装置を専門とするパーキング事業部を設置し、あらゆるメーカー・機種の定期点検、部品取替、故障修理に一貫して対応しています。ご利用者様が増減する設備であるという事情を汲み取り、柔軟なサービスを提供いたします。

定期点検

定期点検の必要性

建築基準法第8条(維持保全)および国土交通省が発表した『機械式立体駐車場の安全対策に関するガイドライン』によると、所有者・管理者は、機械式駐車装置を安全な状態で維持・使用するためにメンテナンス技術者による点検を1~3ヶ月以内に1度を目安として受けることが求められています。

(参考)機械式立体駐車場の安全対策に関するガイドライン(国土交通省)

定期点検の効果

定期的にメンテナンスを行うことで機械式駐車装置の劣化具合を診断でき、故障を未然に防ぎます。また、劣化の初期段階で修繕を進めることは、機械式駐車装置全体の寿命を延ばすことに繋がります。

社会環境の変化による要求されるレベルの向上と物理的な劣化により、リニューアルが必要となる

部品取替

予防保全を基本とした部品取替により、機械式駐車装置を円滑にご利用いただけるようなご提案をしています。阪神輸送機ではさらに的を絞って該当部品だけを取替というような無駄を省く方針を徹底し、安全・安心と同時にコスト抑制も図っています。

スプロケット内ベアリング取替

外側のスプロケットと内側軸に損耗が無い場合には、その間にあるベアリングだけの取替でコスト削減を図ります。

ベアリング取替

修繕計画

定期点検や故障履歴から機械式駐車装置の状態を把握し、各物件に適した修繕計画を立案しています。機械式駐車装置の状態をふまえて必要に応じて適宜見直しを掛けていくことで、実情に合わせた修繕計画の提案が可能です。

緊急対応

メンテナンス契約を締結いただいているお客様へは、24時間365日対応できる体制を構築しています。
故障の場合はもちろんのこと、異常音の発生や動作中の振動など、いつもと違う状態や不具合がありましたらご連絡ください。メンテナンス技術者を派遣し、速やかに対応いたします。

緊急連絡先情報センター TEL:0120-645-412(IP電話は、06-6454-0121)

故障対応の流れ

  1. 01 装置をご利用中に故障発生。
  2. 02 機械式駐車装置の操作盤に貼付してあるステッカーの連絡先へ電話してください。
  3. 03 情報センターにつながりますので、専属スタッフに状態をご説明ください。
  4. 04 メンテナンス技術者が即座に現地へ出向します。
  5. 05 到着後、速やかに対応します。
  6. 06 結果報告をします。

地震や大雨の際の緊急対応については災害時の対応についてをご覧ください。

契約内容

点検頻度

契約により頻度が異なりますが、毎月、2ヶ月に1回。3ヶ月に1回、定期点検を行う3パターンが基本となります。

契約期間

基本的に有効期間は1年間で、契約終了の申し出が無ければ自動的に更新されます。

契約に含まれる消耗品

定期点検時に使用する消耗品は契約に含まれていますが、その他の部品取替に関する費用は別途ご請求させていただきます。

定期点検時に使用する消耗品…ランプ(操作盤、制御盤の電球など)、ヒューズ、ウエス、グリスなど

契約に含まれる点検内容

機械式駐車装置本体の駆動関係、電気関係、油圧関係など
※詳細は弊社までお問い合わせ下さい。