飲食店、倉庫、病院等で
使用される全機種に対応
小荷物専用昇降機は飲食店、倉庫、病院等で荷物の運搬を担っています。小荷物専用昇降機を安全に安心してご利用いただくにはご利用者様の正しい知識と専門業者による定期的なメンテナンスが必要になります。阪神輸送機では小荷物専用昇降機のあらゆるメーカー・機種の定期点検、部品取替、故障修理に一貫して対応しています。メンテナンス専門業者として経験豊富なプロ集団が昇降機に関する法令を遵守し、皆様が快適にご利用いただけるためのサービスを提供いたします。
定期点検
定期点検の必要性
建築基準法第8条(維持保全)では「建築物の所有者、管理者又は占有者は、その建築物の敷地、構造及び建築設備を常時適法な状態に維持するように努めなければならない」と定められています。これを受けて財団法人日本建築設備・昇降機センターが「昇降機の維持及び運行の管理に関する指針」を出し、その指針に基づいてメンテナンスの実施を促しています。
定期点検について
昇降機のメンテナンスには高度で幅広い知識と経験が要求されます。阪神輸送機では高い技術レベルを維持するため、メンテナンス技術者には綿密な教育プログラムを準備し、技術レベルの向上を常に心掛けています。
京阪神間を中心とした14の拠点で構築したサービスネットワークのうち、最寄りの拠点から点検にお伺いします。基本的に当社の就業時間内に行いますが、故障などの緊急を要する場合はこの限りではありません。
法定検査
昇降機は建築基準法第12条第3項により、年に1回法定検査を受けなければならないと定められています。
定期検査(建築基準法第12条第3項)
建築基準法第12条第3項にて年1回定期的に検査を実施し、特定行政庁へ報告することが義務付けられています。検査者についても、一級建築士もしくは二級建築士または昇降機等検査員と定められています。阪神輸送機では昇降機等検査員が92名(2016年4月時点)在籍しており、検査の実施から検査報告書の作成、特定行政庁への報告まですべて代行いたします。
要重点点検
次回の定期検査までに「要是正」判定に至る可能性が高く、随時経過観察が必要な状態です。「要是正」に至った場合は速やかに所有者などに対応を促します。
要是正
部品取替などの是正が必要な状態です。速やかに是正されない場合には、特定行政庁から指導が入ることがあります。
※一部の小荷物専用昇降機については定期検査報告が義務付けられておりません。
部品取替
阪神輸送機ではメンテナンスにより、できるかぎり部品を長持ちさせることを心掛けています。昭和53年の創業以来の長年にわたる保守実績に基づき、部品の使用限界を見極め、部品取替コストの抑制に努めています。
神戸市ポートアイランドにあるテクニカルセンターで、あらかじめ昇降機製造会社および部品製造会社から部品を購入し、在庫を管理しています。また、365日24時間部品の配送ができる体制を整えています。
緊急対応
メンテナンス契約を締結いただいているお客様へは、24時間365日対応できる体制を構築しています。
故障の場合はもちろんのこと、異常音の発生や動作中の振動など、いつもと違う状態や不具合がありましたらご連絡ください。メンテナンス技術者を派遣し、速やかに対応いたします。
緊急連絡先情報センター TEL:0120-645-412(IP電話は、06-6454-0121)
故障対応の流れ
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01 昇降機をご利用中に故障発生。
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02 昇降機内に貼付してあるステッカーの連絡先へ電話してください。
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03 情報センターにつながりますので、専属スタッフに状態をご説明ください。
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04 メンテナンス技術者が即座に現地へ出向します。
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05 到着後、速やかに対応します。
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06 結果報告をします。
地震や大雨の際の緊急対応については災害時の対応についてをご覧ください。
契約内容
保守契約には、パーツメンテナンス契約(POG契約)とフルメンテナンス契約(FM契約)の2通りがあります。お客様のご要望と昇降機の設置年数などを考慮し、最適なサービスをご提案させていただきます。
パーツメンテナンス契約(POG契約)
定期点検・法定検査・緊急対応・点検に必要な消耗品(ランプ、ヒューズ、ボルト、ビス、オイル、ウエス、グリスなど)を含んだ契約です。部品取替に関しては適切な時期にご提案し、取替費用は別途ご請求させていただきます。
メリット月々の契約料金が抑制できる。
デメリット部品取替の支出が不定期に発生するため、計画的な積立が必要。
フルメンテナンス(FM契約)
定期点検・法定検査・緊急対応・部品取替(点検に必要な消耗品を含む)をすべて含んだ契約です。適切な時期に部品取替を行いますが、その費用は毎月の契約料金に含まれているため別途請求することはありません。ただし契約除外項目もあります。
メリット月々の支払いが一定のため、予算管理がしやすい。
デメリット部品取替も含まれているため、月々の契約料金が高額になる。
除外項目(抜粋)
- 建物に関する点検、補修など
- 建物付属設備(昇降機本体を除く)に関する点検、補修など
- 昇降機の修理、取替に伴う建築工事
- 意匠部品(かご、かご・乗場操作盤、表示器、かご床タイル、内装シート、かごの戸、敷居、乗場戸、三方枠)の塗装、メッキ直し、清掃または取替
※詳細は弊社までお問い合わせ下さい。